
この記事に書いてあること
作家でありながら電通の社員。田丸雅智とは?
田丸雅智は東京大学大学院工学系研究科を卒業後、電通に勤務しながら、ショートショート作家としても活躍する小説家の一人である。彼はただの小説家ではない。「星新一の孫弟子」とも称されるほどの実力の持ち主であり、即興ライブや講演会を行うほどの大人気小説家である。
4/25 19:00~ GWスペシャル!「CULTURE RADIO via TOKYO スペシャルワークショップ」開催します。
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電通といえば、日本でも有数の大手広告代理店で、仕事が多忙なことでも有名である。田丸雅智はその電通のBチームに所属し、会社での仕事をこなしながら小説を書いているのである。電通のBチームとは、A面(本業)だけでなくB面(会社以外の仕事でも活躍する一面)を持つ社員を集めて作られたチームで、会社全体だけでなく、日本に新しい風を吹かせるために作られたのだそうだ。
Bチームには田丸雅智のほか、スキーヤーや社会学者などもいるらしい。もちろん、会社以外の仕事を請け負っているからって単なる趣味程度の実力ではBチームに所属することはできない。仕事で成果を出しつつ、会社以外の仕事でも成果を出している人間だけが所属できるすごいチームなのだ。
田丸雅智は電通のBチームで働きながら作家としての活動も精力的に行っている。作家は締め切りぎりぎりになってようやく原稿を書き始めるというイメージがあるが、作家兼社員として働く彼は、作家の仕事にもぬかりないのだろう。
彼の小説の特徴として、1つの話を3分から5分で読み終えることができることである。忙しい現代人は毎日の生活の中に読書の時間を設けることが大変厳しいであろうが、1話5分なら通勤途中や待ち時間の間に読めるし、1話ごとに話の内容が変わるので、前の話を思い出せなくてもう一度最初から読み直すような手間もない。そしてもちろんストーリーも奇想天外で面白い。これが田丸雅智が作家として脚光を浴びる一つの理由だろう。
【ショートショートといえば】先程、作家の田丸雅智さんがご来店され、最新刊『おとぎカンパニ- 日本昔ばなし編』にサインをして頂きました🌟誰もが知ってるあのおとぎ話があんなことに⁉️ショートショートなので普段本を読まない方もあっという間に読めちゃうのでオススメ💡文芸書売場にて展開中📚K pic.twitter.com/v8IDuoeVoM
— 紀伊國屋書店梅田本店 (@KinoUmeda) March 2, 2020
ショートショート作家というくくりは、かの有名なSF作家の星新一が作りだした新しい分野であるが、田丸雅智もまた、新しい作風を作り出したと言える。仕事が多忙なことで有名な会社で作家兼社員として働くのはかなり忙しいはずだ。1話3分から5分で読めるという作風は、彼の日常生活から反映されたものなのかもしれない。
作家兼社員として会社に勤めるという新しい働き方は非常に斬新である。会社勤めしているうちに作家としてデビューし、作家の活動が忙しくなって会社を辞めるというのは聞いたことがあるが、作家であることを生かしながら会社で働くというのは、令和の時代にふさわしい新しい働き方であろう。
現代では1つの仕事に縛られる働き方ではなく、本業をしながら別の仕事をするというのが普通になっている。以前は、別の仕事である程度成果が出たら本業は辞めるというのが基本パターンだったが、今は手堅く本業も続ける人の方が増えている。作家兼社員というのは多忙かもしれないが、好きなことを本業にも生かせるのなら挑戦しがいがあると思う。
田丸雅智はショートショート作家として講座を開き、今までに2万人を越える生徒を輩出したという。その中には彼のように作家として活動しながら会社勤めしたいと思っている人もいたようだ。彼は2015年から自身の著書のほか、作家として活動したい人に向けてショート講座の本を出版している。
後半のトーク収録の日、しりあがり寿さんと田丸雅智さんが偶然にもペアルックをキメていました。しりあがりさんは、収録前にわざわざカーディガンのボタンを開け、ジーンズからシャツを出して、田丸さんに寄せていました笑。しりあがりさん、お茶目!#SWITCHインタビュー達人達 pic.twitter.com/1I6hMW0Ctt
— Takashi Yoshida 吉田享史 (@ty01tokyo) March 28, 2020
彼の働き方は斬新ではあるが、令和の時代に即した働き方だと言える。彼のように好きなことを本業に生かしながら会社勤めする人が今後も増えていくかもしれない。
高給取りの電通社員。結婚した相手は?
田丸雅智は1987年生まれの32歳。小説界を牽引している若者の一人とはいえ、芸能人ではないから結婚して子供がいたとしても公表する必要はない。そして結婚適齢期で、仕事が安定していることを考えると、結婚していてもおかしくはないはずだ。
田丸雅智は結婚したという噂があるが、2017年の彼のブログで「結婚歴はまだない」と書かれていたことを踏まえると、結婚してはいないと思われる。おそらく結婚に憧れを抱いてはいるが、まだしていないということなのだろう。
『ショートショートBAR』著者・田丸雅智が、NHK Eテレ「SWITCHインタビュー達人達」でしりあがり寿と語り合う https://t.co/bdtpdmFCKy #田丸雅智 #しりあがり寿 #SWITCHインタビュー達人達 pic.twitter.com/lpJbMLCG9g
— music.jpニュース (@musicjpnews_mti) April 1, 2020
東大の大学院卒で電通に勤め、日本を代表するショートショート作家の1人となれば、引く手あまたなはずだ。彼の作品には女性ファンが一定数おり、熱狂的なファンも多い。彼のサイン会やイベントに何度も参加している人もいるそうだ。ハイスペックでクールでまじめな性格な彼が相手に困っているとは思えない。
彼が結婚していないのは、おそらく作家兼社員としての仕事が忙しいことが関係しているだろう。田丸雅智は2015年から自身の著書のほかに児童書も出版し始めているし、子供向けの講座などを開いているところをみると、決して子供嫌いではなさそうだ。
仕事が充実していて、楽しいのであれば、結婚する必要はないという考えからしていない可能性が高い。しかし、ふさわしい相手がいれば、今後結婚する可能性が高い。作家というのは、自分でも知らないうちに自身の環境の変化が作風に現れたりするらしい。
彼が将来家庭を築くようになって、彼の作品がどのような変化をおこすのか、楽しみだ。

全然知らなかった人だよね!(笑)
でも、新しい働き方を考えさせられる人だよね。やりたいことと生活していく収入の面、両方を実現していく形を紹介してもらった感じだよ!
今回は、情熱大陸への出演で注目されている作家の田丸雅智についてまとめてもらったよ!
コロナの感染者が出てしまって、リモートワークに切り替えたことでニュースにもなった広告代理店大手の電通で社員をしながら作家もしているみたいなんだ。
コロナショック後の新しい働き方を電通が紹介するために田丸雅智が情熱大陸に選ばれたのかもね!家庭や、新しい働き方など、詳しくは記事を見てみて!