バラエティ番組などの出演を極力せずに、楽曲だけで人気になっていった坂井泉水。Zardのライブなどでも優しい性格が垣間見れたようだ。
坂井泉水が一体どのような性格だったのかを調査してみると、関係者の多くが、優しく天然な人とコメントしてた。エピソードも踏まえて集めてみたので、見てみてほしい。
この記事に書いてあること
坂井泉水の性格は優しくて天然だったと話題に
画像引用元:Instagram
音楽ユニット「zard」のボーカル、坂井泉水だが、今なお根強い人気を誇っている。人気絶頂のさなか、40歳という若さで急逝してしまったということもさることながら、zardブレイク後も、ほとんどメディアに露出していなかったことから、坂井泉水にミステリアスなイメージを多くの人が抱いていることも、根強い人気の要因だろう。
そんなミステリアスな坂井泉水だが、実際の性格はどうだったのだろうか。現在も多くのファンから愛され続ける坂井泉水は、優しくて天然な性格だったと噂になっている。
ここでは、希少なメディア露出での出来事や、坂井泉水をよく知る人物たちのインタビュー記事等を元に、彼女の性格を表すエピソードをまとめ、解説していく。
坂井泉水の性格エピソード①あがり症
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zardの坂井泉水は、極度のあがり症だったというエピソードがある。実際に、zardのギタリストであった町田文人が記事で語るところによると、「初めてのテレビ出演時、坂井泉水が緊張のあまり、放送が終わった後のあいさつ回りの途中で腰が抜けてしまった」とのことだ。
その後、腰が抜けてしまった坂井泉水を、他のメンバーが抱えて楽屋に連れて行ったそう。あれだけ大人気の音楽ユニットだったにもかかわらず、テレビ出演が極端に少なかったのは、この坂井泉水のあがり症な性格も要因の1つと考えれば納得だ。
また、なぜテレビ出演をしない(控えている)のか、という質問に対し、坂井泉水本人は、「短い時間に、自分の話をするのが苦手。私はいつも本当に言葉を大切にしているので、音楽でそれが伝わればいいと願っている」と答えている。音楽家としての坂井泉水のこだわりが垣間見える素晴らしい考えであると感じるのと同時に、それだけ大切にしている言葉を、テレビのような常に時間制限のある世界で扱うとなると、より緊張感が高まるのも理解できる。
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他にも、あがり症な性格だったことを裏付けるものとして、坂井泉水の写真の映り方がある。実際、彼女の写真を見てみると、ほとんどカメラ目線の写真がないことに気づく。
坂井泉水はカメラを向けられると緊張してしまい、自然な画が全く撮れなくなってしまうそう。そのため、半ば隠し撮りのようなアングルの写真が非常に多いのだ。
zardのメンバーからの証言や、本人談、写真の映り方等から、坂井泉水があがり症な性格だったことは間違いない。また、それを受けてスタッフらも話し合い、極力メディアの露出を控えていたとのことだ。
坂井泉水の性格エピソード②天然で控えめ
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坂井泉水の性格を表す言葉として、「天然」「控えめ」というものがある。どちらも、色々な人からのコメントでよく見受けられる。
直接坂井泉水と密接な関わりがあった、zardのギタリストであった町田文人が言うところには、「物静かで、ちょっと天然なところもある」とのことだ。他には、坂井泉水の高校時代の親友からも、「控えめな性格だが、天然ボケのところがあってマイペース」と表現されている。
実際の坂井泉水の学生時代は、忘れものが多かったり、授業そっちのけでひたすらノートに詩を書いていて先生に怒られていた、というエピソードもあるようだ。基本的には控えめだが、何か熱中するものがあったり興味を持つと、ひたすらにのめり込んでいくタイプだったと考えられる。
坂井泉水の性格エピソード③おとなしいのは母親似?
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zardのボーカリスト坂井泉水の性格として、母親譲りのおとなしさ、も噂になっているようだ。実際に坂井泉水は、メディアの露出を嫌ったり、自分の主張をすることが苦手と語っていることから、おとなしい性格だったといえるだろう。
ではこのおとなしさは、坂井泉水の母親から来たものなのだろうか。こちらは、明確には何ともいえない。
そもそも坂井泉水が自分のことについてほとんど語ったことがないため、彼女の母親についても確たる情報がなく、似ているかどうかの判断材料が乏しいといえる。ただ、あくまで推測だが、坂井泉水のおとなしさは母親に似た、という可能性は十分あると考えられる。
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まず坂井泉水の母親がどのような人物だったのか推測してみよう。坂井泉水が1967年生まれのため、その母親の生まれとなると1940年代あたりだと考えられる。
時代で一様に決めつけられるものではないが、坂井泉水の母親は、おそらく専業主婦だった可能性が高いだろう。実際、坂井泉水が闘病中も、ほぼ毎日のように母親がお見舞いに来ていたそうだ。
もしも1940年代周辺の生まれで、専業主婦として家庭を支えていたとしたならば、いわゆる古き良き日本人女性のおとなしい振る舞い、というものが坂井泉水の母親にあった可能性は高い。
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また、坂井泉水のとあるインタビューでは、「昔から日本人女性が持っているようなちょっと控えめな部分を大切にしたい」との発言が。この発言が自身の母親をイメージしてのものであったなら、坂井泉水のおとなしさは母親譲りである(母親の控えめな振る舞いを良しとして、自分も大切にしている)といっても差し支えないのかもしれない。
坂井泉水の性格エピソード④意外と理論的で国会答弁を好んだ
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zardのボーカルとして今なお愛され続けている坂井泉水だが、彼女の性格は、理論的で国会答弁が好きだったという証言がある。zardの現場ディレクターを務めた寺尾広は、インタビューで坂井泉水の性格について以下のように語っている。
「男性的で、意外と論理的にしっかりした感じだった。SFや宇宙の仕組みに興味があり、国会答弁も好んでよく観ていた。」
坂井泉水の性格としてよく言われている、シャイで天然で控えめなイメージと比較すると、確かに意外な一面だ。しかしまたこれも、紛れもない坂井泉水の性格の一部なのだろう。
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また、zardのメンバーやzardによく関わっていたスタッフ等、気心の知れた人たちと少人数でいる時は、快活で大きな声で話していることが多かったそう。おそらくそういったタイミングで、SFや宇宙といったような、彼女の興味関心のある話題についてよく話していたのだろう。
しかし、不意にあまり接点のない人が来たりすると、途端におとなしくなったそう。そしてまた知らない人がいなくなると話し出す、といったように、坂井泉水はいわゆる内弁慶だったようだ。
坂井泉水はネット上ではお茶目な性格だったと噂に
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ミステリアスな魅力で未だに人気な坂井泉水だが、お茶目な性格だったのでは?と話題になっている。坂井泉水の性格として、お茶目な一面があったことは事実だろう。
実際に、歌手の大黒摩季が坂井泉水とのエピソードを語っている。余談だが、大黒摩季は坂井泉水を姉のような存在として慕っており、坂井泉水のデビュー前から親交が深いことで知られている。
そんな二人だが、当時人気絶頂だった坂井泉水は、大黒摩季に脱走の手伝いをさせていたそう。スケジュールが徹底的に管理されている坂井泉水だったが、「髪ゴムを買いたい」「カフェに行きたい」と、大黒摩季を誘ってはよく脱走を図っていたとのこと。
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二人の脱走がバレると大黒摩季だけ叱られていたようだが、坂井泉水の小悪魔的な表情でのお誘いは断れなかったと話している。このことからも、坂井泉水がお茶目な一面を持っていたことは間違いない。
他にも、あがり症・天然・控えめ、な一面と、それに反する、男性的・理論的な一面。そうした相反する性格を有している坂井泉水の特徴から、「お茶目」な印象を受けた人も多いのではないだろうか。
今後も、坂井泉水本人による新たな一面が披露されることがあり得ないのは非常に残念だが、周辺人物からの新エピソードはまだまだこれから出てくるかもしれない。知れば知るほど、そのミステリアスな魅力が増すばかりに思えるが、これからの新情報に期待したい。
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